皆さんはWar Thunderで、ジェット機に乗っていますか?
たけみやは最近ジェットに乗ることが多くなってきました。
先月(2019年9月)のアップデート、1.91ナイトビジョンでF-4Cが追加されたので、それを目指してアメリカ陸軍機ツリーを進めています。
SBでジェットを使ってみると、新たな発見がありました。
レシプロ機と比べて簡単なところ難しいところ。
これは記事を書き足さねばと思い、これを書いていきます。
これはたけみやの動画
の解説です。
ジェット機とレシプロ機の違い
ジェット機とレシプロ機の違いはいくらでもありますが、ここでは離着陸に関係する違いをまとめてみましょう。
エンジンの違い
当り前ですが、エンジンと推進方式が違います。
ジェットエンジン、特に戦中ジェットや戦後直後のジェット機に多いピュアジェットエンジンは少量の空気を高速で噴射するというものです。
それに対してレシプロ機は、プロペラの端が音速を超えると効率が悪くなるという条件が課せられているので、噴射する速度はあまり早くはありません。しかし、プロペラとジェットエンジンの大きさを比べてみればわかる通り、多くの空気を噴射します。
少量の空気を高速で送り出すか、大量の空気を低速で送り出すか、どちらが効率が良いのでしょう。
物体の運動エネルギーは1/2*mv^2
それに対し運動量(この場合は推力と同じ)はmvとなります。
(mは送り出す空気の質量、vはその速さ)
これをもとに考えると、機体の速度がvより十分遅いとき、vが小さくmが大きいほうが、エネルギー当たりの推力が大きくなることがわかります。
これがジェット機の加速が悪い理由です。
逆に機体の速度がvと比べ十分早い時は逆にジェット機の効率が良くなります。
機体が高速向けであるか
ジェット機はエンジンが得意とする、高速度で機動することを前提に作られています。離着陸のときの200km/h台の低速度には対応していません。
低速ではジェット機は機動力がかなり落ちています。
前輪式か尾輪式か
前輪式とは重心近くに1対の主脚があり、機体の前にもう一つ脚があるタイプ。

逆に尾輪式は重心近くの1対と、機体の後方に足があるタイプです。

前輪式は離着陸の時の視界が良く、基本的にいいことずくめです。あえて悪い点を挙げると擦れば、脚が少し重くなること、しりもち事故を起こすことがあること、くらいでしょうか。
一方尾輪式は、脚を軽く作れるといったメリットはあるものの、離着陸時前が見にくい、離陸滑走時トルクの影響が大きくなる、着陸時ブレーキをかけると前転したりグラウンドループしたりするという大きなデメリットがあります。
そのため、ジェット機に更新されたころとほぼ同時に、前輪式の機体がほとんどになりました。厳密には前輪式はジェット機の性質ではありませんが、ジェット機はたけみやの知る限り前輪式なので、これもジェット機の性質に含めます。
ジェット機の離着陸の特徴
ジェット機とレシプロ機は違うので、当然離着陸の方法も変わってきます。
ジェット機の離陸方法
ジェット機、特に戦中ジェットは推力が小さいです。
そのため少し工夫が必要になることがあります。
未改修時、爆弾を搭載しているとき、飛行場の高度が高い時などは、ブレーキをかけたままスロットルを100%にし、機体が進み始めたらブレーキを放して一気に加速します。
こうすることで加速の悪さを補うことができます。
前輪式なので、機体の操作自体は簡単です。1~2回練習すればすぐできるようになると思います。
またジェットエンジンは、ある程度の速度がないと効率が悪いので、あまり急角度で登らず水平に加速しましょう。
ジェット機の着陸方法
ジェット機にもなるとエアブレーキを持つ機体ばかりです。これを活用しょう。
ジェットエンジンはスロットルを上げてから推力が実際に大きくなるまでかなりのラグがあります。
そのため、スロットルを大きめにしておいて、エアブレーキで調整しておけば、加速も減速も自由に行うことができます。
またジェットエンジンの特性上、低速からの加速がかなり遅いです。速度を下げすぎると着陸のやり直しが必要になったときに非常に面倒なことになります。
速度の下げすぎに注意しましょう。
まとめ
ジェット機はジェットなりの難しさはありますが、全体としては簡単だと思います。
レシプロ機で飛べている人が、練習してもジェット機で離着陸できないということはあまり考えにくいです。
ただ、加速が悪いこと。これだけに注意して離着陸すれば、だいたい何とかなります。
ジェット戦場はレシプロ戦場とは明らかに違う戦いです。身につけなければならない能力は離着陸だけではありませんが、とりあえず飛ぶことができればゲームができます。
これ以上は実戦で揉まれながら上達していきましょう。
SBに限らず、War Thunderの戦場でお会いできたらいいですね。
ではまた次回。

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